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Starlink「グローバルROAM」終了で何が変わる?2026年の海外利用ルール・優先プラン・旅行登録を徹底解説
2026年に変更されるStarlinkの海外利用ルールを詳しく解説。グローバルROAM終了後の選択肢、30日・60日の利用制限、旅行登録、優先プランの料金体系に加え、Starlink Miniの海外・車載利用に便利なアクセサリーも紹介します。

Starlink「グローバルROAM」終了で何が変わる?2026年の海外利用ルール・優先プラン・旅行登録を徹底解説

Starlinkを旅行、出張、車中泊、キャンプ、船舶などで利用している方にとって、2026年のROAM制度変更は見逃せない内容です。これまで国をまたいで利用する際の選択肢だった旧「グローバルROAM」は提供終了となり、海外で利用できる期間や、必要なプラン、本人確認の手続きも整理されました。

今回の変更は、単にプラン名が変わるだけではありません。今後は「どの国でアカウントを登録しているか」「海外で何日間使うか」「陸上か海上か」「移動中に使うか」「毎月どの程度のデータを使うか」によって、選ぶべきプランが変わります。

本記事では、Starlinkの公式サポート情報をもとに、旧グローバルROAM終了後の選択肢、ROAM無制限、ローカル優先、グローバル優先、旅行登録の違いをわかりやすく整理します。さらに、携帯性に優れたStarlink Mini(スターリンクミニ)を旅行や屋外で使う際に準備しておきたい電源、マウント、有線LAN、収納用品についても紹介します。

この記事の要点

  • 旧「グローバルROAM」は2026年8月に提供終了
  • ROAM無制限の海外利用は、原則として1回につき最長30日
  • ローカル優先は海外で合計最長60日、主に陸上利用向け
  • グローバル優先は長期海外利用や海上利用向け
  • 対応プランを契約していても、個人アカウントは海外利用前の旅行登録が必要
  • 旅行登録が未完了でサービスを停止されても、請求が自動停止するとは限らない

1.2026年、Starlinkの「グローバルROAM」が終了

Starlinkは、旧「グローバルROAM」の提供を終了し、海外で長期間利用するユーザーに対して、ROAM無制限や優先プランへの移行を案内しています。新規ユーザーは2026年7月15日以降、旧グローバルROAMへ申し込めなくなりました。

既存ユーザーについては、公式サポート本文および関連ページで、2026年8月16日までに新しいプランを選択し、8月17日に新しいポリシーへ移行すると案内されています。一方、公式ページの一部タイトルには「8月10日をもって終了」という表記も確認されており、公式ページ内で日付が一致していません。

複数の関連ページの本文では「8月17日」が共通しているため、本記事では8月17日を主要な移行日として説明します。ただし、実際に適用される日付や選択可能なプランは、契約状況やアカウントによって異なる可能性があります。既存ユーザーは、Starlinkから届くメール、アプリ内通知、アカウント画面に表示される期限を必ず優先してください。

期日までに新しいプランを選択しなかった場合、旧グローバルROAMのサービスラインは停止し、通信が利用できなくなる可能性があります。後から新しいプランを選択してサービスを再開することはできますが、旅行や業務の途中で通信が中断しないよう、早めにアカウントを確認しておくことが重要です。

2.「グローバルROAM」と「グローバル優先」は別のプラン

名称が似ているため混同しやすいのですが、終了する「グローバルROAM」と、今後の選択肢となる「グローバル優先」は同じものではありません。

プラン 位置づけ 海外利用の目安 データ方式
旧グローバルROAM 提供終了 旧制度によるグローバル利用 旧ROAM体系
ROAM無制限 短期旅行向け 居住国外で1回につき最長30日 無制限データ型
ローカル優先 中期海外・陸上業務向け 居住国外で合計最長60日 アクセス料金+データブロック
グローバル優先 長期海外・海上向け 海外利用の時間制限なし アクセス料金+データブロック

つまり、旧グローバルROAMがそのままグローバル優先へ名称変更されるわけではありません。グローバル優先では料金構造が変わり、毎月のターミナルアクセス料金に加えて、利用するデータブロックを選ぶ仕組みとなります。

3.海外利用の基準になる「居住国」とは

Starlinkの海外利用ポリシーを理解するうえで重要なのが「居住国」です。ここでいう居住国は、現在ユーザーが滞在している場所ではなく、Starlinkアカウントが登録されている国または地域を指します。

たとえば、日本で登録したStarlinkアカウントをオーストラリア、韓国、タイ、フィリピンなどへ持ち出して利用する場合は、海外利用に該当します。日本人であるか、日本に住所を残しているかではなく、アカウントの登録国が判断の基準です。

米国、カナダ、プエルトリコ、グアムなどは、ROAM上ひとつの地域として扱われます。また、公式ページに記載された多くのヨーロッパ諸国もひとつの地域として扱われ、該当地域内での移動は海外旅行として数えられません。ただし、ポーランドはこのヨーロッパ地域に含まれないなど例外があります。

日本は他のアジア諸国と一括の地域にはなっていないため、日本登録のアカウントを海外へ持ち出す場合は、基本的に海外利用として考える必要があります。

4.ROAM無制限は短期の海外旅行に向く

ROAM無制限は、登録した居住国の外で、1回につき最長30日間利用できるプランです。海外出張、短期滞在、数週間のキャンピングカー旅行など、帰国予定が明確な利用に向いています。

30日を超えて海外で継続利用する場合、公式案内では次の選択肢が示されています。

  1. ローカル優先またはグローバル優先へ変更する
  2. 移住した場合は、アカウントの利用国を新しい国へ変更する
  3. 登録した居住国へ戻り、次の旅行期間に備える

ただし、「居住国へ何日戻れば30日がリセットされるのか」「位置情報をどのように判定するのか」といった詳細は、公開されているサポートページだけでは明確でない部分があります。短期間だけ国境を越えることで確実に期間がリセットされる、と自己判断するのは避けたほうが安全です。

また、ROAM 100GBなどROAM無制限以外のプランは、原則として居住国内または同一扱いの地域内での利用を前提としています。有限データのROAMプランを契約しているからといって、そのまま海外で利用できるとは限りません。

5.ローカル優先は海外最長60日・主に陸上向け

ローカル優先は、海外で30日を超えて利用する可能性があるものの、長期の世界周遊や海上利用までは必要としないユーザーに適した選択肢です。

主な特徴は次のとおりです。

  • 登録した居住国以外で、合計最長60日間利用可能
  • 主に陸上、内陸の湖や河川での利用を想定
  • 沿岸、領海、外洋での海上利用には非対応
  • 優先的なネットワークアクセス
  • パブリックIPアドレス
  • 条件を満たす場合、最高時速160kmまでの移動中利用
  • 1つのサービスラインにつきStarlink端末1台
  • 料金は国や地域により異なる

注意したいのは、ローカル優先の60日には、それ以前にROAM無制限で海外利用した日数も含まれることです。たとえば、ROAM無制限ですでに海外で30日利用した後にローカル優先へ切り替えても、新たに60日が追加されるわけではなく、残りは30日となります。

また「最高時速160kmまで」という条件は、すべての端末、設置方法、車両、プランで無条件に走行中通信を保証するものではありません。端末の対応状況、マウントの固定方法、道路交通法、安全性、利用国の規制を個別に確認する必要があります。

6.グローバル優先は長期海外・海上利用向け

グローバル優先は、居住国以外で60日を超えて継続利用する方、複数国を頻繁に移動する方、船舶や海上で業務利用する方を想定したプランです。

  • 海外利用の時間制限なし
  • 世界各地および海上での利用に対応
  • 沿岸、領海、12海里を超える海域での利用を想定
  • 優先的なネットワークアクセス
  • パブリックIPアドレス
  • 条件を満たす場合、最高時速160kmまでの移動中利用
  • 同一の船舶、車両、建物内で最大2台のStarlink端末を設定可能
  • グローバルで共通する料金体系

同じサービスラインに2台の端末を設定できる点は、船舶、移動車両、事業施設などで冗長性を持たせたい場合に役立ちます。ただし、2台を別々の国や別々の車両に置いて自由に使えるという意味ではありません。同一の船舶、車両または建物に設置することが条件であり、設定にはStarlinkサポートへの連絡が必要とされています。

一般の旅行者が「海外で使えるから」という理由だけでグローバル優先を選ぶと、データ料金を含めた月額費用が利用目的に対して大きくなる可能性があります。まず旅行期間、利用場所、想定データ量を整理してから比較しましょう。

7.優先プランは「使い放題」ではない

ローカル優先とグローバル優先は、通常の無制限ROAMとは異なる料金体系です。基本的には次の2つで構成されます。

  1. ターミナルアクセス料金:サービスラインごとに発生する月額料金
  2. データブロック:50GBまたは500GB単位で選択する優先データ

すべての優先サービスラインには、定期的なデータブロックを設定する必要があります。ターミナルアクセス料金だけを支払い、データを一切購入しない契約はできません。また、購入したデータブロックは翌月へ繰り越されません。

データを使い切ると、初期設定では50GBの追加データが自動購入される場合があります。この自動追加は無効にできます。予想外の請求を避けるため、プラン変更後は次の項目を確認しておくと安心です。

  • 毎月設定されているデータブロックの容量
  • 追加50GBの自動購入が有効か
  • データ使用量80%・100%の通知設定
  • 請求サイクルの開始日と終了日
  • 一時停止やプラン変更が反映されるタイミング

ビデオ会議、クラウドへの大容量アップロード、4K動画視聴、複数人での常時利用は、想像以上にデータを消費することがあります。過去1か月の使用量をStarlinkアプリまたはアカウントで確認し、余裕を持ったデータ量を選びましょう。

8.海外で使うには「旅行登録」も必要

海外利用に対応するプランへ変更すれば、それだけで準備が完了するわけではありません。法人アカウントを除く個人アカウントでは、登録した居住国以外でStarlinkを利用する前に、本人確認を目的とする「海外利用登録」または「旅行登録」が必要です。

これはROAM無制限、ローカル優先、グローバル優先のいずれを利用する場合でも同様です。プランの利用条件と旅行登録は別の要件として考えてください。

通常、旅行登録では次のような情報が求められます。

  • 正式な氏名
  • 国籍
  • 生年月日
  • パスポート番号または政府発行の写真付き身分証明書
  • パスポート・身分証明書の画像
  • その場で撮影した鮮明な本人の顔写真
  • 目的地によって必要となる追加情報

アカウント名と証明書の氏名が一致していない場合や、画像が不鮮明な場合は審査に時間がかかる可能性があります。出発直前ではなく、余裕を持って登録を進めることをおすすめします。

旅行登録の基本的な手順

  1. Starlinkアカウントへログイン
  2. 「設定」を開く
  3. 「登録要件」までスクロール
  4. 「旅行プランを追加」を選択
  5. 表示された旅行オプションまたは目的地別の項目を選択
  6. 必要事項を入力し、証明書と顔写真を提出

旅行登録は本人確認と目的地の確認を行うための手続きであり、登録しただけで世界中どこでも必ず利用できることを保証するものではありません。目的地でStarlinkの運用が認可されているか、現地法で衛星通信機器の持ち込みや使用が認められているかも別途確認が必要です。

9.未承認地域では利用制限の可能性がある

Starlinkの提供マップで「近日提供予定」または「待機リスト」と表示される地域は、現地でサービスが正式に認可されていない可能性があります。そのような国や地域でROAMを使用すると、サービスが直ちに制限される場合があります。

グローバル優先を契約し、旅行登録を済ませていたとしても、現地の法律や通信規制を超えて利用できるわけではありません。国によっては衛星通信端末の持ち込み、輸入、設置、電波利用に許可が必要です。

海外へ持ち出す前には、最低限、次の4点を確認しましょう。

  1. 現在のプランが目的地での利用を認めているか
  2. 旅行登録が完了しているか
  3. 目的地がStarlinkの正式なサービス提供地域か
  4. 現地法で衛星通信機器の持ち込み・利用が認められているか

10.サービス停止中でも請求が続く場合がある

旧グローバルROAM終了時に新しいプランを選択しなかった場合は、旧サービスラインの請求が停止すると案内されています。しかし、旅行登録が必要なのに手続きを完了せず、海外でサービスを無効化された場合は扱いが異なります。

旅行登録未完了による停止では、通信が利用できなくても請求が継続する可能性があります。課金を止めたい場合は、アカウントからサービスラインをキャンセルする必要があります。「通信できないから料金も自動的に止まる」と考えないよう注意してください。

11.利用シーン別:どのプランを選ぶべきか

利用シーン 検討しやすいプラン 主な注意点
日本国内のみで利用 国内向けの適用プラン 海外利用条件は基本的に不要
海外旅行・出張が30日以内 ROAM無制限 旅行登録と目的地の提供状況を確認
海外で30日超~合計60日、陸上中心 ローカル優先 ROAM無制限で使用済みの日数も60日に含まれる
海外で60日を超える長期利用 グローバル優先 アクセス料金とデータブロックを確認
沿岸・領海・外洋で利用 グローバル優先 端末、設置、現地規制も確認
海外へ完全に移住 アカウント利用国の変更も検討 変更・端末移管の条件を事前確認

最適なプランは、旅行期間だけで決まりません。移動中の使用有無、陸上か海上か、1か月のデータ量、必要なIP環境、端末台数まで含めて判断する必要があります。業務で使用する場合は、通信停止が事業に与える影響も考慮し、余裕を持ったプランとバックアップ回線を準備しましょう。

12.海外・車載利用でStarlink Miniが注目される理由

海外旅行、車中泊、キャンプ、屋外作業、防災備蓄など、持ち運びを前提とする用途ではStarlink Mini(スターリンクミニ)が有力な選択肢になります。一般的な据え置き型端末に比べてコンパクトで、ルーター機能が端末側に統合されているため、持ち運ぶ機材を整理しやすいことが特徴です。

ただし、本体が小さいからといって、どこでも本体だけですぐに使えるわけではありません。実際の運用では、次の準備が使用感を大きく左右します。

  • 利用時間に合った電源容量と給電方法
  • 空が開けた場所へ安全に設置するマウント
  • 車内やテント内へ無理なく通せるケーブル
  • 有線LANが必要な機器への接続方法
  • 移動中に本体と付属品を守る収納ケース
  • 雨、風、振動、熱、盗難への対策

プランの海外利用条件を満たしていても、給電が不安定だったり、アンテナの視界が遮られたり、固定が不十分だったりすると、期待する通信環境を作れません。サービスプランとハードウェアの準備は、分けて考えることが大切です。

13.Starlink Miniの電源をどう準備するか

Starlink Miniを屋外で使う場合、最初に決めたいのが電源です。キャンプ場のAC電源を使うのか、車のシガーソケットを使うのか、USB-C PD対応のモバイル電源やポータブル電源を使うのかによって、必要なケーブルやアダプターが変わります。

USB-C PD電源から給電したい場合は、電源側の対応電圧・出力、ケーブルの対応電力、コネクタ形状をまとめて確認する必要があります。スマートフォンを充電できるUSB-C端子でも、Starlink Miniの起動・安定動作に必要な電力を供給できるとは限りません。

Cosmic Marketでは、USB-C PD電源からStarlink Miniへ接続するためのStarlink Mini / Mini X用 USB-C to DC電源ケーブルを、設置距離に合わせて選べる長さで取り扱っています。車内やテントからアンテナ設置場所までの距離を測り、必要以上に余らず、引っ張りすぎない長さを選ぶことがポイントです。

電源コンセントを確保しにくい環境では、Starlink用ポータブル電源バンク 27500mAh / 99WhのようなMini向けバックアップ電源も選択肢になります。災害時の一時通信、停電対策、短時間の屋外作業などに備えやすく、LCDで残量を確認できるため、運用時間を管理しやすくなります。

なお、バッテリーの使用可能時間は、気温、通信状況、端末負荷、接続台数、バッテリーの劣化などによって変わります。表記容量だけで利用時間を断定せず、重要な用途では事前に実機で確認し、余裕を持った電源計画を立てましょう。

14.車載・キャンプでは「安全な固定」が最優先

Starlink Miniはコンパクトですが、屋外では風や振動の影響を受けます。地面やテーブルに置くだけでは、風で位置がずれたり、ケーブルに引っ張られたりする可能性があります。車載時は設置面の材質、車体形状、速度、風圧、道路状況を考慮しなければなりません。

金属製のルーフやボンネットなどへ着脱式で設置したい場合は、Starlink Mini / Mini X用マグネット式車載マウントを利用すると、車体へ穴を開けずに設置しやすくなります。必要なときだけ取り付け、使用後に取り外したい車中泊やキャンプ用途にも向いています。

ただし、マグネット式であっても、すべての車両、速度、天候で安全性が保証されるわけではありません。アルミや樹脂など磁石が付かない車体もあります。設置前に接触面の砂や汚れを取り除き、固定状態を確認し、高速走行、強風、悪路では必要に応じて追加の脱落防止策を講じてください。

また、移動中通信がプラン上認められていることと、そのマウントで走行中に安全に使用できることは別の問題です。道路交通法、車両の高さ制限、積載物の固定ルール、取扱説明を必ず確認してください。

15.有線LANが必要な場面もある

Starlink MiniはWi-Fi中心の運用が手軽ですが、監視カメラ、業務用PC、ネットワーク機器、ゲーム機、映像配信機器などでは、有線LANを使いたい場面があります。有線化によって無線干渉を避けやすくなり、機器ごとの接続管理もしやすくなります。

複数の有線機器をまとめて接続したい場合は、Starlink Mini / Mini X用 4ポート有線LAN拡張HUBのような一体型ドックが便利です。設置スペースを整理しながら、複数のRJ45ポートへ分配できます。

アンテナと屋内ネットワークの距離を延ばしたい場合には、Starlink V3 / Mini用EthernetアダプターのようなRJ45変換アクセサリーも選択肢になります。ただし、ケーブル規格、配線距離、防水処理、コネクタ加工の有無によって必要な作業が異なります。屋外配線では、接続部だけでなくケーブル全体の耐候性、曲げ半径、引っ張り荷重、浸水経路まで確認してください。

16.持ち運びでは本体だけでなく付属品も守る

Starlink Miniを旅行へ持ち出す際は、本体、電源ケーブル、アダプター、マウント部品をひとまとめにしておくと、忘れ物や紛失を減らせます。一方、一般的なバッグにそのまま入れると、移動中の衝撃、圧迫、砂、雨などで端末やコネクタを傷める可能性があります。

Starlink Mini収納ハードケースは、本体と周辺アクセサリーを分けて収納しやすく、車載、キャンプ、出張、防災備蓄時の持ち運びに役立ちます。防水・防塵性能を備えたケースでも、開閉時、パッキンへの異物付着、経年劣化、使用条件によって保護性能は変わります。水没を前提とせず、使用後は汚れや水分を拭き取り、端子が十分に乾いてから収納してください。

17.Starlink Miniを海外へ持ち出す前のチェックリスト

  • Starlinkアカウントの登録国を確認した
  • 現在のプランが目的地と滞在期間に対応している
  • 旅行登録を完了し、必要書類の審査状況を確認した
  • 目的地がStarlinkの正式な提供地域である
  • 現地の持ち込み・通信規制を確認した
  • 利用予定の電源でStarlink Miniが安定動作することを事前に試した
  • 変換プラグ、充電器、ケーブルの電圧・出力・端子を確認した
  • 設置場所から空が十分に見えるか確認した
  • 風、雨、振動に備えた固定方法を準備した
  • 本体とアクセサリーを安全に運べるケースを準備した
  • データの自動追加購入と使用量通知を確認した
  • 通信不能時に備え、現地SIMなど代替回線も検討した

18.よくある質問

Q1.グローバルROAMはグローバル優先へ自動的に切り替わりますか?

旧グローバルROAMとグローバル優先は別のプランです。既存ユーザーは、アカウントに表示される案内に従って新しいプランを選択する必要があります。何も選ばない場合、旧サービス終了後に通信が停止する可能性があります。

Q2.日本のアカウントで海外へ行く場合、30日以内なら何もしなくてよいですか?

いいえ。海外利用に対応するプランであることに加え、個人アカウントでは原則として旅行登録が必要です。また、目的地が正式なサービス提供地域であるか、現地で使用が認められているかも確認してください。

Q3.ROAM無制限からローカル優先へ切り替えると、海外利用期間は合計90日になりますか?

なりません。ローカル優先の海外最長60日には、それ以前にROAM無制限で利用した海外日数が含まれます。ROAM無制限で30日利用済みなら、ローカル優先で利用できる残り期間は原則30日です。

Q4.グローバル優先なら未承認国でも使えますか?

保証されません。Starlinkのプランに対応していても、現地の認可や法律が優先されます。「近日提供予定」「待機リスト」の地域では制限される可能性があるため、持ち込み前に必ず確認してください。

Q5.旅行登録が終わらず通信停止になったら、料金も止まりますか?

旅行登録未完了を理由にサービスが無効化された場合でも、請求は継続すると案内されています。請求を停止するには、必要に応じてサービスラインをキャンセルしてください。

Q6.Starlink Miniなら、どのROAMプランでも走行中に使えますか?

端末が小型であることと、プラン上の移動中利用許可は別です。契約プラン、端末、設置方法、速度、安全基準、利用地域の規制をすべて確認する必要があります。

Q7.Starlink Miniへ一般的なUSB-Cモバイルバッテリーから給電できますか?

USB-C端子があるだけでは判断できません。必要なUSB PD出力、対応電圧、電力、ケーブル仕様を満たす必要があります。購入前に電源機器とケーブル双方の仕様を確認し、重要な用途では事前テストを行ってください。

19.まとめ:プラン・登録・機材の3つを分けて準備する

2026年のStarlink海外利用ルール変更は、旧グローバルROAMの終了だけにとどまりません。ROAM無制限は海外で1回につき最長30日、ローカル優先は海外合計最長60日、長期の海外利用や海上利用はグローバル優先というように、利用期間と場所による区分が明確になりました。

さらに、海外利用に対応したプランを選んでも、個人アカウントでは旅行登録が必要です。旅行登録が未完了のままサービスが停止された場合、通信できなくても料金が継続する可能性があります。出発前には、プランだけでなく本人確認、目的地の提供状況、現地規制、課金設定まで確認しましょう。

Starlink Miniを持ち運んで使う場合は、サービス面の準備に加えて、電源、ケーブル、固定、有線LAN、収納も重要です。利用場所と運用時間を具体的に想定し、必要な周辺機器だけを無理なく組み合わせることで、コンパクトなMiniの良さを活かしやすくなります。

Starlink Mini / Mini X向けの電源、マウント、収納、有線LANアクセサリーは、Cosmic MarketのStarlink Mini / Mini X対応アクセサリー一覧から確認できます。購入前には、使用しているStarlink本体のモデル、電源仕様、端子形状、設置環境をご確認ください。

公式情報・参考ページ

※本記事は2026年7月31日時点で確認できるStarlink公式サポート情報をもとに作成しています。プラン名称、料金、対象地域、利用条件、移行日は今後変更される可能性があります。契約前・渡航前には、Starlink公式サイトおよびご自身のアカウントに表示される最新情報をご確認ください。

※本記事で紹介している商品はStarlink対応アクセサリーです。SpaceX社またはStarlink公式の純正品・認定品ではありません。Starlinkの名称は、対応機種・適合性を示す目的で使用しています。

Cosmic Marketについて

Cosmic Marketは、Starlink対応アクセサリーを中心に、設置・配線・収納・電源まわりの周辺機器を取り扱うオンラインストアです。対応機種と利用環境を確認しながら、用途に合った周辺機器をお選びいただけます。

https://cosmic3c.jp/

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